2013/2/26

無印良品の要約

要約

無印良品は1980年に立ち上げられて以来、商品の売上高より、消費者のライフスタイルに主眼を置いている企業です。また、旧来の有名なブランドからの差別化を追求し続けている企業でもあります。
例えば、商品にはロゴはついていないし、どの商品にも茶色のシールの値札と商品名は貼ってありますが、簡単にはがせるようになっています。つまり、無印良品の商品は常にブランドに頼らず消費者の心地よさや商品の使いやすさといった付加価値で勝負していると言えるでしょう。
2004年に台湾市場へ進出するにあたっても、このような戦略によって毎年の売上は高成長を維持しています。
では、無印良品はどのように台湾の消費者のニーズに応えているのでしょうか。まず、母体企業の統一企業ではなくて、流通小売業市場を熟知している子会社の統一超商がマネジメントを担当しています。そして、台湾の国情に応じて、一部の商品をローカライズしたり、商品のラインナップを調整したりしています。
しかし、台湾無印良品にとって、無印良品の日本でのブランド力をいかに維持しながら台湾でいかに成長させていくのかが大きな課題です。そのために、台湾無印良品は価格帯の設定やコストダウンなど消費者に値ごろ感を生み出させるようにしています。その一方で、提携カードの発行し、消費者に買い物をしてもらったら、無印良品Dollarを贈るとか、商品情報を発送するとか、具体的な会員向けサービスを提供しています。そしてこのカードで消費習慣の分析を行い、消費者とのコミュニケーションにつなげています。
こうした結果、無印良品はこのモノあまりの時代に独自のマーケティング戦略で消費者のロイヤリティを獲得しつつなおも成長を続けています。